イラストレーターでキラキラした感じのグリッター風のエフェクトを文字にかける方法をご紹介!
そんなのPhotoshopで作っちゃえばいいじゃん!
はい。確かにそうですよね。
でもきらきらしたグリッター風のエフェクトってイラストレーターでもけっこう作れちゃうんですよ。
イラレに貼り付けたPSDデータを開いて修正し直さなくても、イラストレーター上で修正までできるので便利な場合もありますよ。
キラキラ文字のエフェクトをマスターすればグリッター風のタイトルも作れるようになるし、文字だけでなくオブジェクトにも応用できるので、あなたのデザインテクニックの幅も広がりますよー。
イラレできらきらグリッターエフェクトの方法!
完成したイメージはこんな感じになります!それではチュートリアル開始っ!!
ステップ1
まずはアウトラインをかけた好きなテキストを用意しましょう。そしてグループを解除しておきましょう。
文字は別になんでもいいですので、今回は「JEWEL」で解説していきますね。
ステップ2
この文字に新規塗りをアピアランスでレイヤーの下側に追加します。
ステップ3
この新しく追加した塗りにアピアランスで「効果」から「パスのオフセット」を指定します。そして、塗りをグラデーションでグレースケールに着色していきます!
最初にグループ化を解除しておくことで、グラデーションが個々のオフセットに適用されて見た目が綺麗に仕上がります。
ステップ4
次にそのグラデーションを付けた色の上に新規塗りを追加して、白にします。
そしてその追加した白色にも「効果」から「パスのオフセット」を付けていきます。
ステップ5
その白色の塗りを透明設定で「スクリーン」で50%にします。
ステップ6
次に一番上の塗りの色を白色にして、「効果」から「スケッチ」で「ノート用紙」に設定します。
ノート用紙の設定は「画像のバランス」が20、「きめの度合い」が20、「レリーフ」が15にします。色が飛ばないように、でこぼこした感じが出れば良いので、数値はあくまで任意で決めてくださいね。
ステップ7
次に一番上の白の塗りに続けて「効果」から「テクスチャ」の「ステンドグラス」を設定します。
ステンドグラスの設定は、「セルの大きさ」が2、「境界線の太さ」が2、「明るさの強さ」が0にします。
ステップ8
ここまでの設定でこんな感じの見た目になります。
続けて一番上の白色の塗りに「効果」から「スケッチ」の「ぎざぎざのエッジ」を選択します。
「ぎざぎざのエッジ」の設定は、「画像のバランス」が50、「滑らかさ」が1、「コントラスト」が18にしました。こちらも画像の色が飛びすぎたり、真っ黒になりすぎないように任意で調整してみてくださいね。
ステップ9
ここまでの設定をし終わると、こんな見た目になります。
次に、アピアランスで新規塗りを追加します。
その塗りにグラデーションをかけていきます。今回はクールな青色グラデにしてみようと思います。
このグラデーションの色の透明設定を「オーバーレイ」にします。
するとこんな感じになります。
ステップ10
そして、ドロップシャドウをこのオブジェクト全体に対して設定します。
ステップ11
次に「ステンドグラス」などの効果を付けた白色の塗りの下のレイヤーに青色と黒色の新規線を1ptで追加します。
この黒色の線を「オブジェクト」から「変形」で少し位置をずらします。
そして背景やフレアーツールで輝きを付けわえた完成形がこちら!!
イラレでキラキラグリッターエフェクトのまとめ
今回は文字にグリッターエフェクトをかけましたが、多角形などに適用すると宝石っぽい感じやテクスチャとしても使えると思います。
設定するステップが少し多いですが試してみてくださいねっ!!
追記 上記グリッターエフェクトをフォントアウトライン無しバージョン
上記のグリッターエフェクトをアウトライン無しでいけるか?というリクエストがありましたので、やってみましたーー。
案外、簡単に出来ました。
PCの動きが遅くなるかと気になりましたが、僕のマシンではさっくり動いてくれました。
フォントにもよるかもしれませんけどね。
やり方は上記のステップ1をスルーして実行するだけです。
ただ、最初に個別にアウトラインをかけないので、バックのフチのグラデーションのかかりぐあいが少し違ってきます。
なので、グラデーションの階調を増やすなどして対処すれば綺麗に色を付けれると思います。