Illustrator(イラストレーター)のエフェクトで地面テクスチャをサクッと作るチュートリアルです。
テクスチャをPhotoshopで作ったり、画像をWEB検索で見つけるのもいいですけど、イラレの底力をなめてませんか?
テクスチャだって、簡単に作れちゃうんだからっ!!!!
しかもこの地面テクスチャテクニックを使えばいろいろな画像に応用できる!!!
例えば、ビーチのイラストの砂浜や砂利道、砂金、地図の山や土の塗り設定、コンクリート風にもできます。
特にちょっとリアルな地図を作りたい時なんかは重宝するのではと勝手に思っちゃってます!ということで、
イラストレーターで作る地面テクスチャのエフェクトチュートリアルです。
イラレのエフェクトで地面テクスチャの作り方
最終的には上の画像が完成形になります。
応用編で色を変えたりするとこんな感じになります!
地面の隆起もある程度調整できるので後ほど解説します!
ステップ1
まずは茶色系のオブジェクトを用意します。色ははっきり言ってなんでもいいです。今回はサンプルで画像の茶色で解説していこうと思いまーす。
ステップ2
その後にアピアランスでステップ1で作った色の上のレイヤーに白の塗りを新規追加します。
ステップ3
追加した白の塗りに「効果」から「アーティスティック」の「粒状フィルム」を設定します。
下記画像のように「粒子」を20にして、他は0にします。
ステップ4
続いて白の塗りに追加で「効果」の「ブラシストローク」の「はね」を設定します。
次に「はね」を10、「滑らかさ」を5にします。
ステップ5
続きましてー、白の塗りに追加設定で「効果」から「スケッチ」の「ぎざぎざのエッジ」を選択します。
そして各数値設定は、「画像のバランス」を33、「滑らかさ」を1、「コントラスト」を10にします。
アピアランスのレイヤーの並びが下の画像通りになっていればOKです。
するとこんな感じになります。
ステップ6
この効果を連続で付けた白の塗りの透明設定をオーバーレイにします。
そうすると地面テクスチャの完成です。
ちなみに地面のデコボコ・隆起を調整したいときは、アピアランスのぎざぎざのエッジの設定で、画像のバランスとコントラストを調整します。
コンクリート風にしたい時はフラットになるようにしましょう。
イラストレーターで地面テクスチャの作り方まとめ
イラレでも意外と簡単に地面テクスチャをエフェクトで作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
テクスチャ意外にもフォントにも設定できるので土のような質感のタイトルにしたいときには使えるエフェクトです。
基本をマスターして、どんどん応用しちゃってください。
文字にさきほどの地面テクスチャエフェクトを適用するとこんな感じです。アウトライン化してないので、ぜひいろんなフォントで試してください。
応用篇でキャッチ画像のように3D立体文字もできます。
やり方は地面テクスチャをフォントでマスクして、バックにコピー後に「オブジェクト」の「変形」の「移動」で斜めにコピーして何度もずらしていき、立体する部分の色を暗くすればキャッチ画像のようなグラッフィクも可能です。