Illustartor(イラストレーター)でグラデーションを使う時に役立つチュートリアルをご紹介します!
文字を金色にするのって案外多くないですか?
そういう時にもやっとしたグラデーションでゴールドを表現してしまうこともあるでしょう。
もっとシャープな輝きを放つゴールドのタイトルやロゴをデザインすることで一層デザインが引き立ってきますよ。
ちょっと工夫をするだけで、金色の表現・質感がグッと上がる方法がありますよ。
グラデーションの使い方をマスターすれば光の具合の調節で、あらゆるメタリックな物から宝石のような表現まで、
幅広く使用することができるので、ぜひここでシャープなグラデーションの設定の仕方を覚えていってくださいね。
イラレのグラデーションで金色を表現するチュートリアル
今回は金色文字で解説をしていきますが、色を変えればシルバーやプラチナ的な輝きも充分表現可能です。
チラシや看板、タイトル、ロゴを多種多様に使われることがあるゴールドの出し方をここではチェックしていきましょう。
ステップごとに効果を加えていく必要がありますが、億劫にならずどんどんチャレンジしてみてくださいね。
失敗から得られる事もたくさんありますのでまずはやってみましょう!!
ステップ1
それでは、「新規ドキュメント」を作成して、今回は金色がわかりやすいように四角い背景を作り真っ黒にしてみました。
ステップ2
その背景の上に「文字ツール」でお好きな文字を打ってアピアランスに新規塗りを追加しましょう!
この新規追加した塗りにグラデーションの設定をしていきます。
ステップ3
アピアランスで「塗りを追加」したこのGOLDの文字の塗り色にグラデーションをつけていきましょう!
グラデーションパレットを確認しながら、下の画像のような色の設定になるようにしましょう。
ちなみにCMYKで解説していきますね。
画面では画像が見にくいと思うので画像をクリックして大きな画像で確認してみてください。
グラデーションのパターンは左記の画像のようなパターンになっていればOKです!色が明るい所と暗いところが近接することで明暗のギャップが生まれ、シャープなグラデーションを表現することが可能になります。
この近接した部分を繰り返し設定すれば、複雑なグラデーションの輝きを出す事ができます。
ただやり過ぎると見にくくなることもあるので、色の濃淡を調節しながら色を付けていきましょう。
今回は明るい色の箇所を白や薄い黄色で設定してますが、鈍い光の加減を出したい時には色のギャップを弱めることで表現できますよ。
今回はグラデーションの種類の設定を「線型」にしてますが、「円型」にしても面白いかもしれませんね。
とにかく、思いついたらいろいろと試してみましょうね。
まさに無限の表現が可能と言ったら大げさかもしれませんが、このチュートリアルをもとに、あなたが思いついた表現方法をプラスすると、いくらでも派生させることができるのでイラストレーターって面白いですよね。
イラレだけに限ったことではないですけどね。たくさんのデザインを考えていくことで、脳の活性化にも繋がる上に、モチベーションも上がっていきますからね。
これ、良いかもっ!!!と思ったらまずはやってみましょう。
ステップ4
うんちくが多くなりましたが次の行程です。
次にアピアランスで先ほど作ったグラデーションを複製します。
そして最初に作ったグラデの塗りの上のレイヤーに新しくコピーしたグラデの塗りをもっていきます。
ステップ5
そしてこの複製したグラデーションの塗りの「透明」設定を「乗算」にします。
続いてグラデーションパレットで「種類」を円型にします。
それと同時に角度を135度とグラデーションの大きさを600%にします。
(この設定はあくまでも今回の解説用なので数値の設定は任意になります。プレビューを確認しながら、適度に輝きが出る値を付けてみてくださね。)
上記までの設定が終わると、こんな感じのグラデーションになっていると思います。
ステップ6
上記の設定にアピアランスでもう一度最初に作ったグラデーションの塗りをレイヤーの一番上に複製して「透明」設定を「乗算」にします。
背景の薄いグラデや反射を付け加えるとけっこうイケてるゴールド文字になりますよ!!
illustratorでグラデーション金色文字チュートリアルのまとめ
上記以外にもグラデーションの設定の幅や位置・角度、またはレイヤーで透明効果を加えて様々に変化させることで、また違ったゴールドの表現ができると思うので、イラレで遊ぶ感覚でたくさん試してみてくださいね。